2004年09月 第42冊
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山田風太郎 「厨子家の悪霊」 ハルキ文庫
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同じ様な作家ばかりで回していてごめんなさい。
読書メルマガは山ほどあれど、私ほど偏った読書しているメルマガは
少ないんじゃないでしょうか?
これは、人様にお薦め本を紹介するんが目的じゃないから。
だったら何?
南條範夫・海音寺潮五郎・宮部みゆき・山田風太郎。
この四大作家の購入済み本は山ほどあるもんですから、
しばしば今後も登場してしまいます。
その分、突拍子もない作家の作品が出てくることもあると思いますので、
気長に斜め読みしてください。
本書は風太郎の超初期作品集。
全くつまりません。
こんなつまんなくても、作家としてスタートできるんですね、ってくらいです。
まぁ彼はこの後、大化けに化けるわけですが、こんなもん書く人が、
あんなもん書く人になろうとは、人間とは偉大な生物です。
本書は読む必要なしです。