2005年05月 第79冊
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垣根涼介 『午前三時のルースター』 文春文庫
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この著者も初めて読む人です。
そう、今頃垣根涼介です。
「ルースター」ってなんやねん?と思いつつ読んでたのですが、
「一番鶏」だという事が最後の最後で出てきます。
ということは、これは農村の養鶏の話のか?
いやいや、全然違います。
行方不明となって数年が経つ父親を探しにベトナムまでいく少年と、
護衛のツアーコンダクターやその仲間のサスペンスなんですが、
私には合わなかった。
別にどうでもいい話って感じにしか取れず、感情移入できなかったのが大きい。
垣根涼介は新作などもかなり話題となっていますから、
これに懲りずにまた読んでいこうと思います。