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2013年5月 第579冊
村山由佳 「キスまでの距離」 集英社文庫
村山由佳 「キスまでの距離」 集英社文庫

「おいしいコーヒーのいれ方1」と副題があり、
ウィキで調べると、このシリーズは十巻まで続いた挙句、
現在は、セカンド・シーズンと銘打って、第7巻続刊中。

実に、第17巻続刊中という超ロングラン。
様々な「続き物」を読んでいる私ですが、
本シリーズは早々に手を引きます。

まったく感性が合わなかった。
ちなみに、現在読んでいる「続き物」は、
「鬼平」「かわせみ」「新宿鮫」ほか。

男子高校生の主人公が、父親の単身赴任により、
いとこ姉弟と、共同生活を送ることからストーリーが始まる。

どうせ「姉」が、美人でてんわやんわなんじゃないの〜?
と読み進める間もなく、その通りとなり苦笑。

数年前まで牛蒡みたいだった女の子が、
蛹から蝶に変わったような美人に!
そこまで変貌する人、滅多にいないよ。

妄想中学生の世界です。
しかも男子高校生のくせに、家事全般完璧で、
女みたいな思考回路。

気持ち悪くて、まったく感情移入できない。

女性作家理想の男子高校生が、この主人公なんでしょう。
そんなに美人すぎるヒロインなら、本作に出て来る男以外にも、
次から次へと、恋のライバルは現れます。

何も5歳も歳下の高校生を好きになったりしません。
しかも、このお話が17巻以上も続くなんて・・・。

第1巻で諦めずに、5〜6巻まで読み進めてから、
批判すべきなんでしょうか。

でも、そんな読書時間は、私には無いんです。







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