2005年09月 第112冊
-
新潮社事件取材班 『黒のトリビア』 新潮文庫
-
日本犯罪に関する「へぇ」な記事111本。
1ページ使ってトリビアな見出し、次の1ページを使ってそのトリビアを
解説するといった趣向のため、サクサク読める。
遅読な私でも1時間ほどで読めたけど、暇つぶし本かなぁ。
面白かったのを挙げてみると、
・警視庁には「ケイシチョウ」という階級がある
・死体は顎から固まる
・判決の最初に裁判官が「被告人は・・・」と「は」から始めれば、
言い渡しは無罪
他にも幾らか「へぇ」があったけど、ミステリ小説なんかで小ネタとして
出てくる話なんかも結構あった。
そうは云っても本書の続編「2」なんかが出たら、
読んでしまいそうな私でした。